発達障害はそんなに特別なこと?
このころはどこに相談していいかわからず、ずーっとGoogle先生でネットサーフィンの日々。
「発達障害 育児」「発達障害 不登校」「発達障害 対応」「発達障害 子供が死にたいという」
など調べつくした。
調べていくと、発達障害には大きく分けて3種類で自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害があって治療は~。対応は個々に合わせた対応が必要です的なのがほとんど。相談は地区によって異なります。
まぁ当然なんだけどさ、
導入としては必要な知識だけど、私が欲しかった情報は
チンパンが楽に暮らせる方法なのだ。
そんなこと書いてあるはずないのに、狂ったように探してた。
この時はまだ自分の対応を変えなきゃなんて思ってもみなかったし、チンパンに何かしなきゃ、何かさせなきゃと思っていた。
正直、チンパン発達障害かどうかなんて私にはどーでもよかった。笑顔になれる日が1日でも多くあり、楽しく暮らせるなら何障害でもべつにいい。
どんどん調べるうちに発達障害がすごく特別な特殊なことのように感じる文章が多く、正直腹がたった。
「普通って何?」誰が決めたの?
皆さんにほんとにやってほしいと思うのは発達障害のチェックリスト!
例えば:忘れ物が多い。とか
めっちゃ忘れ物多い人いませんか?
この1項目で判断できることではないけど、結構普通のことがチェックリストとして載ってるの。
これってほとんどの人が当てはまるんじゃないかなーとかいうのもちらほら。
すべての人を敵に回すかもしれないけど、正直ね、
全人類発達障害だと思うの。(調べすぎて頭ちょっとおかしいと思ってもらって大丈夫です)
だけど、人には得意不得意があって、それを個性と呼ぶように発達障害も個性の一部でしかないと思う。もちろん不得意な部分は何かしらで補わないといけないかもしれないけどさ。
たまたまこの世の中がなんでもかんでも標準や基準、普通というものを作ってその基準に満たない人やはずれてる人を特別と呼んでいるだけ。
だからその基準に合わせようとして無理が生じるんだと思う。
こんなこと言っている私自身もその世間がいう「普通」と比べていた一人。
だって、学校に入ったらみんな一緒のことしましょうねーと植え付けられてきたんだから。
長所だったことが環境によって短所になることだってあるし、その逆だってある。だからそれを生かせる環境を作ればいいと思った。そのためにはチンパンの個性を明確に知る必要がある。
この世の中でやっていくには、今ある支援の中でどうにかこうにかその子の個性にあった環境に近づけて過ごしやすくするしかないと思った。(結局ここにたどり着く)
そのすべを知りたくて相談しまくったけど、
調べる中で、子育てに関しての対応は発達障害かどうかは関係なく、子を持つ親なら共通して使える情報だと思った。
そもそも子育ては一人ひとりちがうし、正解なんてないのだから。
大事なことは正解かどうかより、
目の前の子供をよくみて、
その子がどう感じ、
どのようになっているか
をしっかり見ていることのほうがはるかに大事だと思った。
私は失敗が怖いからいろいろ調べ、常に正解を選択したかった。
だけど、
「いつも正解じゃなくていい」
「間違えたっていいじゃない」
ママになって私だって10年目だもん。初めての連続でそりゃできないことやわからないこともあるさ。
こう思うことでいろいろ子供と一緒にチャレンジしていこうと思った。
この日から「発達障害の子育て 仕方」をGoogle先生に聞くのをやめた。
何かしたいと思って探してみたけど、結局具体的にまず初めにどう動いていいかがわからずとりあえず児童相談所に相談してみることにした。
どこになんて相談すればいいの?
大きく分けて3か所に相談しました。
- 児童相談所
- スクールカウンセラー(順次更新予定)
- 精神科病院(順次更新予定)
児童相談所に相談してみた
まず最初に、泣きながら毎日思い悩んでやっとやっと他人に相談しようと思って勇気を振り絞って連絡をした児童相談所。
はい。~児童相談所です。
あのー、ちょっとご相談があるんですけどー。(ぐすん)
はい!どうぞ!
(え??返しが軽すぎない?こんな思い詰めて電話してるのに、もう話していいの?)
子供の反抗がすごくて登校しぶりが始まってー
保健室登校も多かったり、不登校気味で困ってるんです。
飛び出しもあるし暴言や暴力もすごくて。
などうまく話せなかったのもありいまいち伝わりにくかったと思う。
そうですかー。別に学校行かなくてもいいんじゃないですか?
今はフリースクールなんかもあるし。
そういう子はまず、否定しないことが大事です。
後は受け止めてあげてください。
スクールカウンセラーとかにまず相談してみたらいいですよ。
、、、う~ん。なんか思ってたのと違う。
勝手な意見だけど、すんげー泣きながら電話してるんだから「大変でしたね」とか優しい相槌が欲しかった。
ただただ話を聞いてもらうだけでも良かったくらいの気持ちだったのに。
超あっさり。
しかも不登校で必死で登校させたいと思っている親にそれはないかなとも思った。
(正しくは、登校させないと自分も仕事いけないから登校させたかった)
だから子供の立場からはその回答であってるのかもしれないけど、シングルマザーの私には無責任な一般的な回答としか受け取れなかった。
学校に行かなくてもいいとおっしゃいますけど、仕事どーすればいいの?お金は?
子供の気持ちより生活のことを心配してしまい、余計パニックになった。
そして私には児童相談所は合わないと思った。(勝手な個人の意見です)
きっとこう相談すればすればよかった
私はうまく話そうと話をまとめて話してしまった。だから学校に行かせたくて仕方ない親だと捉えられてしまい表面的なことしかアドバイスできなかったんだと思う。
そしてこの担当の人にもわたしは答えを求めてしまったから合わないと感じたんだと思う。
だけど話してみて損はないと思った。
人に伝えようとすることで自分は何に困っていてどうしたいかがみえてきたから。
そしてグダグダ話していただけだけど、「スクールカウンセラーに相談してみたら」とヒントももらえた。
だから、
- あったことをそのまま具体的に話してみる
- とりあえず話を聞いてくださいって感じで何話しても大丈夫。
別に児童相談所に相談したほうがいいなんて言わないし、人に話すのは結構勇気がいる。私も電話するのに緊張するから言いたいことをメモでびっしり書いてなんてやってた。
難しいこと考えずに一人で抱え込まず、どこでもいいので誰かに思いを吐き出すだけでも違うと思うので、どうか心を閉ざさないでほしいです。
私も明日を見失っていた一人です。同じ思いはしてほしくない。
どんなに暗く先が見えないトンネルにいたとしても追い求めれば小さな小さな光がみえてくるはずです。
なんだか熱く語ってしまいましたが本当の気持ちです。
発達グレーや知的ボーダーが一番生きづらい。支援が生き届かない実際。すごく共感なやーつ↓↓↓