↑前回ご覧いただいた通りの
不調な最中起きた出来事。
こんな不調の日々だったから
いつかは来ると思っていた爆発。
その日がついに来た!
すごーく久々に、
学校を抜け出したチンパンが
泣きながら帰って来ました。
その時のことを書きたいと思います。
以前、脱走した際の
警察出動エピソードはこちら↓
今回は警察沙汰にはならず、
大事にはならなかったものの、
最近は落ち着いていたため
「また飛び出しか。。。」と
ガクッと来たのも本音。
気合を入れ直すことにする。
いやー久々に問題行動があると
私もまだまだブレる。
そんな最中に起きた
チンパンパニック脱走事件。
脱走当時の状況
朝はいつも通り機嫌悪めだが
何とか遅刻せずに登校。
1時間目はテスト返しの時間。
テスト直しが終わった人から計算プリントに各自取り組む時間であった。
チンパンのクラスには同じような特性を持った子がいて、授業中も立ち歩きがあったりじっとできない子がいる。(前回登場したチンパンⅡのこと)
各自でプリントをと言う時間でもその子は立ち歩いていた。
一方で、チンパンの仲のいい子が
あれ?
これなんだっけ?
と計算問題で悩んでいる声が聞こえた。
すると授業中ではあるが、
チンパンの得意の計算問題で悩んでいる仲良し君に教えてあげようと立ち歩き、教えに行った。
先生は初めに立ち歩きをしている子(チンパンⅡ)に注意。
その次にチンパンの立ち歩きを注意した。
先生は、もちろんチンパンが友達に教えている為に立ち歩いているのは知っていたが、
- 今は個人の時間であること
- その仲良し君が「授業中にチンパンに話しかけられると集中が出来ないのでやめてほしい」という事情を知っていた為
チンパンに座るよう注意した。
その時のやりとり(クラスのみんなの前で)
今は自分でやる時間だから自分の席に座ってね!
おれは今教えてんだよ!
知ってるけど、仲良し君が教えてって言ったの?
別に言ってない。。。
仲良し君は教えてほしかったの?
今はやめてほしい。
この一件で
チンパンの
ガラスのハートは粉々になり、
脱走してきたのである。
きっと、多くの人が
これだけで?!
何が?
と思うかもしれないが、
繊細なチンパンは
これだけでもう限界なのだ。
脱走の原因
今回の脱走の原因は主に、
- 日ごろのストレス蓄積(ベースが不調であった前回記事参照)
- 先生からの注意を受けたこと
- 仲良し君の言葉に傷ついた
これだけ一気に重なると
パニックで処理しきれないため、
「ママに話したい」
「ママに聞いてほしい」
という衝動が
抑えられなくなるようです。
ベースが不調だと、
どれか一個間違えると爆破。
爆弾解除の赤を切るか青を切るか、
どっちを切っても爆発なのか
常にそんな状態である。
チンパンの解釈
上履きのまま何も持たずに帰ってきたチンパン。(一人避難訓練かっ!)
玄関のドアを開けると
怒涛のように気持ちが溢れだす。
ママァァァ~
もうやだ~
一時間目のテスト返しのあとのプリントを、
俺は仲良し君に教えてただけなのに、先生が他にも立っている子に注意した八つ当たりで俺にも注意してきて怒ってきた~
しかも仲良し君にも裏切られた~
最悪!!
あいつ自由人だから!!
我慢して席に座ってたけど、もう限界だったからママに聞いてほしくて帰ってきた!!
事実もあるが
チンパンの解釈がズレていることがとてもよくわかったので、
一つ一つ確認していく。
否定から入ると言葉が入っていかないので、
チンパンの感情と頭の中を整理できるように
チンパンに寄り添った声掛けを心がけながら話した。
そっか~。
大変だったんだね。
一気に色々重なるとどうしていいかわからなくなっちゃって
それでママに聞いてほしかったんだね!
その気持ちは分かるよ。
今日も嫌な気持ちあったけど頑張って学校に行ったんだもんね!
うん
じゃあさ、一個ずつ教えてほしいんだけど、
その授業中は立ち歩いていい時間だったの?
だめ。だけど俺は教えてただけ。
他にも立ってるやつがいた。
そっか。教えてあげるのはとてもいいことだね!
だけど、授業中は立ち歩かない約束だから注意されても仕方ないよね。それは八つ当たりとは言わないよね。
普通にチンパンへの注意だから。
うん
仲良し君は教えてって言ってきたの?
言ってない。
でも「あれ?ここわかんないな」って聞こえたし、俺の得意なところだったから教えてあげようと思って立ち歩いた。
そっか!
お友達が困っているのに気が付けるってすごい良いことだね!
だけどさ、その仲良し君って授業中話しかけられるのは嫌だってこの前話してたじゃない?
人によって教えてほしいタイミングも違うから、その仲良し君の場合は教えてって言われた時、または授業後に「こそっ」とが良かったかもね!
あ、そっか。
でもさ、教えてあげてるときは「ふむふむ」聞いてたのに、先生に聞かれたら「今はやめてほしい」って言われて裏切られた気分で最悪。
たしかにね!一生懸命、仲良し君のためにしたことなのにそんな風に言われたらそれはショックだよね。
ここが難しいんだけど、誰かを想ってやったことが必ずしもその人が喜んだり、為になるわけではないんだよね。タイミングによっては迷惑になることもあるの。
大人でもみんな悩む事だけどさ、その人の性格とかを踏まえながら関われたら一番ベストなのよね。
例えば、仲良し君は「自由人」だって言うことをわかってチンパンは付き合っているじゃない?だから、なにかあっても「あ~あいつは自由人だからな~」と許せることもあると思うの。
まあ、本当にこれは人によっても違うし、人間関係なんてこれからずーっと課題だから、少しずつクリアしていこう!
こうして一通り話し終わると
スッキリしたのか、
落ち着きを取り戻し、
ランドセルと宿題を取りに一緒に学校に行くことが出来た。
成長ポイント
以前なら
こういうパニックを起こした後の
帰宅時には暴れ散らし、
「死ね」
「もう学校いたくない」
「先生がやだ」
「友達がやだ」
などの言葉が
羅列するだけの文句や愚痴であったが、
こんなにも
自分の言葉で
気持ちを表せるようになったんだなーと
なんだか感動してしまった。
状況はなんとなくでしか伝わらないが、
パニック状態のなか、
ここまで人に伝えられるのは
すごいなーと思った。
普段もすぐに
「嫌い」「死ね」「うざい」などを
使いがちであるが、
実際は
「自分の感情に合う言葉を知らない」
または
「言い方がわからない」だけなことが多くあると思う。
なのでそのたびに
「こういえばいいんだよ」と
教えると、
すんなり「そっか」と納得することも多い。
だからといって
全部逐一なんて出来ないので
これも少しずつやっていくしかない。
また、
すぐに飛び出てくるのではなく、
一度席に戻り
自分なりに我慢しようとした点も
かなりの成長ポイントである!!
問題点考察
- 授業中に立ち歩きは100%チンパンが悪い。
- クラスのみんなの前で仲良し君の本音を聞くのは困難であったかと思う。
- 最近ずっと友達関係の事で悩み、不調続きでありベースが崩れているため、ちょっとした刺激で爆破する可能性があった。
なにより!
- 何があっても飛び出してはいけない。
→今後の対策として、
パニックになった際、
逃げ場として保健室なり別室に行き、
先生にママと話したい旨を伝え、
まずは電話でつないでもらうことにした。
問題行動は成長のチャンス
私たち親子は、
問題があるたびに
一緒に立ち止まり、
一緒に悩む。
そして納得する形で
前に進んでいく。
その繰り返しである。
本当にちっちゃいことから
一個ずつクリアして
レベルをあげている。
でも、それでいい。
私たちらしく前に進む。
一度きりの人生をどう生きるか。
気分が沈むたびに考える。
いつも結果は一緒だ。
せっかくなら楽しみたい。
チンパンと一緒に。
これでしかない。
いつだって笑顔が一番なんだから😊
少しずつでいいんだよ。
チンパンはちゃんと成長している。
チンパンの生きづらさは全部は理解できないかもしれないけど、理解したいと思っているよ。
問題行動のたびに
ビックリしたり
ショックは受けるし、
病むかもしれないけど、
でもね、
ちゃんと受け止める覚悟は出来ている。
大丈夫だから、
焦らずゆっくりでいいから、
チンパンらしく生きよう!
私はどんな時もチンパンの味方です✨
ゴリラママとコンタクト
子育てには、
ママの心身の健康が第一だと私は思います。
その健康を保つために何が必要か考えると、
一人で悩まないことが大事だと思いました。
その一つの案として
ゴリラママと話してみませんか?
人見知り同士、コミュ障同士うまくやれそうな気がします(笑)
やはり身バレを第一に考えると、
1対1で話したいという意見が多かったので、
ゴリラママの公式LINEを作ってみました(*´ω`)
近所のママ友感覚で繋がりませんか?(´▽`)
返信はゆっくりかもしれませんが、
必ず返信しますのでぜひ登録してみてくださいね✨
カウンセラーでもないので
何もできないかもしれない。
気の利いたアドバイスなんて出来ないと思いますし、そんなこと逆におこがましくてできないです。
ただ、共感はできると思うんです。
裏表がない、
ただただ一生懸命なゴリラです。
最近の気づき
母親の悩みには段階がある。
- どん底で光のないトンネルにいてお先真っ暗の段階(思考停止し、ここが一番死にたくなる)
- 自分はどうしたいか、子供がどうなってほしいか見つめ直す時
- 見つめ直した後でてきた改善点に対して支援を求めるようになる
- 支援が少しづつ入り、状況や子供を理解しようと努めだす。(第三者とともに子育て)
・
・
10.学校選択、進路で悩む
・・・など、悩みは尽きない。
ただ、悩みに対して段階があるのは確かである。
その時々で適切な支援が入れば1の段階に戻ることは少ないだろう。
しかしそこが難しい。
相談したからと言って解決する問題でもない。
他人がどうこうしてくれるわけでもないからだ。
日々の小さな積み重ねによって少しずつ変化させていくしかないからだ。
結局は自分がどう動くか、
どう考えるかで変わるのだ。
1の段階にいる人に特に伝えたい。
決して一人じゃないことを知ってほしい!
孤独に戦っている仲間はたくさんいるし、
気持ちを分かってくれる人も沢山います!
特に1の段階にいる母親の
悩みの段階に合わせた
心のよりどころを作りたい!!と
強く思うゴリラママなのでした。
同じように悩むお母さん方は、不思議なもので、同じ悩みを抱えている人を支えたい、助けたいと思っている人が多くいることが分かった。
その方たちのパワーってすごい(´▽`)
一緒に何かできたらいいのにな~と思う今日この頃でした。
何かしたい、仲間が欲しい、なんでも結構です。
ぜひそういう方たちとも繋がりたいなと思います。
パパさんでも、もちろん大歓迎です✨
また、ブログのテーマもこんなこと書いてほしいや、この場合どうしますか?的なゴリラママならどうするかの質問でもなんでも大歓迎です✨
今回もご覧いただきありがとうございました!
いつでもお待ちしています
(^-^)✨
※メンタルは私もガラスのハートなので、批判的なコメントや、誹謗中傷はご遠慮ください。
※プライバシーは守ります。ここだけの話にします。それはお互い様ってことでお願いします。
ペアトレ参考本↓
人にお勧めされて即買いした本↓
実践的な内容が細かく書かれているから分かりやすい!