年に一度のイベント
年に一度ある習い事で企画された、
2泊3日のスキー合宿がある。
特に障害児向けのプログラムではないが、
コーチがついていってくれるので、
子供だけの参加でオッケーなのだ!
これには、
なんとしてでも!
なんとしてでも参加させたい!
いやっ、べつに私がのんびりしたいとかそーゆーのじゃないよ(;´д`)
ちがうってば(;´∀`)💦
ほら、経験のために。。ねっ!
親元を離れて、他者との共同生活って
社会性も磨かれるし、、、ねっ!
とにかく!
年に一度の
チンパンのいない3日間は
とんでもなく貴重なのだ!
参加させるために、どのように提案するか考えた。
普通に言った場合、
ねぇ、みんなとスキー行っておいでよ!
えー!やだー!
めんどくせー!
おめーが行ってこい!
撃沈することは目に見えている。
先手を打たねば!
そこで、
言い方は悪いが、お金で釣ってみた!
お土産代2000円あげるからさー、スキー行ってきたら?
え!いいの?
やったー!!
それなら行ってやってもいい!
うん、
ちょっと語尾にイラッとくるが、
見事交渉成立だ!
案の定食い付きがいい(´_ゝ`)
チョロいもんだぜ。
お土産代のルール
そのお土産代のルール
- 使い方は自由。
- お土産屋さんで好きなものを買ってもよし。
- そのまま使わずに貯金にしてもよし。
チンパンは、迷わずこう言った。
ぜってー貯金にきまってんだろ!
らしいです。
もうなんでもいい、
スキーに行ってらっしゃい
(*ノ´∀`*)ノ
スキー合宿
そんなこんなで、今年も不純な動機でスキー合宿に参加することになった。
同行するコーチは、
チンパンが薬を飲んでることも
突発的な行動があるところも
全部知っている。
とても安心してまかせられるのだ。
チンパンをあえて特別扱いはせず、みんなと同じように接してくれる。
とてもありがたい。
コーチには頭が上がらない。
チンパンのスキー経験は今回で二回目になる。
前回は初めてだったこともあり大変だったみたい。
前回の様子は、
初めてのスキーで中級者コースに行ってしまって、リフトで上まで行ったはいいが、降りてくる途中で泣き叫び、なかなか降りれなかったそうです。
どうしようもできない場所でなんて、
考えるだけで恐ろしい
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
今回は前回を踏まえ、初心者コースで滑れたので楽しんでできたみたい。
特に問題なく過ごせたとうれしい報告。
夜は寂しくてメソメソしたけど、なんとか持ち直した情報もゲットした😀
普段は死ねって言うくせに、
やはり母が恋しいか
(*´ー`*)ウヘヘヘ
コーチのおかげでチンパンが色んな経験が出来ているので、本当にありがたい。
しかし!
ちょっとしたことがきっかけで、
こんな素敵なコーチにチンパンが食って掛かるのだ。
チンパンはどこまでも恐ろしい。
お土産は死んでも買いたくないでござる
お土産屋さんにて
チンパンはお土産代をもらった時から、お土産なんぞ買う気はさらさらない。
貯金一択しかないのだから。
だから、
みんなでお土産を選んでいるときも
頑なに、
俺は、なにも買わない!
欲しいものもない!
と言い張っていた。
しかし、
何も買わないチンパンに気を利かしたコーチが、
お土産代をもたしてくれたのだから、
自分がほしいものがないなら、
お母さんたちに何か買って行ったら?
と言ったそう。
チンパンはどうしても使わずにとっておきたかったが、その事はコーチに伝わっていない。
チンパン自身も貯金したいとは言わず、
だって、どれを買っていいかわからないんだもん
と返事した。
そこで、コーチに無難なクッキーを勧められ、言われるがまま、ご当地クッキーのようなものを買った。
その時、チンパンがどのように対応したかわからないが、素直に応じて買ったからコーチもなにも気づかずに過ごしていた。
しかし、ここからチンパンの様子がおかしくなる。
帰りのバスからだんまりで機嫌が悪くなっていった。
こんな経緯をチンパン以外は知らないもんだから、なんで機嫌が悪いかだれもわからない。
2日ぶりの感動の再会となるはずが
祖母と二人で車でお迎え。
祖母は車内で待機。
チンパンのバスがくるのを待ち、
リフレッシュ済みの私はワクワクしている。
しかし、喜びの再会とは程遠いものになり、せっかくのリフレッシュが一瞬にしてストレスに塗り替えられていく。
そうなることも知らずに、浮かれて声をかけた。
お帰り~♪
楽しかった?
うん。まあまあ。
はい。これ。
といってお土産を差し出す。
え?ママに?
お土産買ってきてくれたの?
うれしー!!
感激してると、
早速
チンパンタイムスタート(°∀°)
私にまず、当たり散らした。
俺は買いたくなかったのに、買わされた!
大文句大会が始まった。
感動の再会もクソもない。
コーチとスキー合宿でのチンパンの状況を聞いている間も我慢できず、
そそくさと祖母のいる車に乗り込む。
全く状況がつかめていない祖母も私と同じ対応をしてしまい、祖母にもとばっちりがいく。
車内でキレ倒す!
閉鎖空間である車内は地獄と化した。
そこから家に着くまで、
うわーん!
お金が減っちゃったぁぁぁ
コーチからお金を取り返したい!
コーチが勝手に買わせたんだから責任とってもらう!!
などなど、文句が止まらず、
お土産をありがたくいただけない状況。
家に着くと、さらに大暴れ!
うおーん!
俺の金がぁぁぁぁ
責任取れ!!
もう死にたいぃぃ!!!
ということでお土産ごときで死にたいそうです。
はーあ。先が思いやられる。
今回の敗因
コミュニケーション不足!
これに尽きる。
コーチ
- ほっとけばよかったのに気を利かせすぎてしまった。
- チンパンの気持ちを汲み取ったつもりだが、勝手な想像でことを進めてしまった。
チンパンがお土産を買わない
↓
家族にどれを買っていいかわからず悩んでいると思った
↓
無難なクッキーを買っておけば間違いないだろうと提案し購入につながった
といった流れで、今回のことが起こった。
※いろいろ言っていますが、
コーチはみじんも悪くありません!!
チンパン
- 意地でも2000円貯金したい
- 貯金のことはコーチには言えず、お土産を買わない別の理由を伝えた。
例)欲しいものがないからかわない。
家族に何を買っていいか、わからないから買わない
- 自分の意志とは違うのにそれを言わずに購入してしまった。
いつもならこの時点で癇癪祭りになってもおかしくないのに、なぜか自分の気持ちを我慢してしまったのだ。
(普段、チンパンの中で我慢という言葉を脳内辞書から消しているくせに、場をわきまえることができるんかい💢)
今回の件は、普通に考えてチンパンが
貯金したいから買わない!
この一言が言えれば済む話なのだ!
自分が言えなかったために、私たちに当たられても困ります!
結果と今後の課題
死にたくなって絶望の淵にいるチンパンのままでは収拾がつかないので、コーチに相談した。
コーチは、チンパンの「本当は買いたくなかった」思いをここで知り、びっくりしていた。そんな素振りもなかったらしい。
コーチの好意で、
- クッキーは買取
- 後日現金と引き換え
をすることになった。
※もちろんお代をお支払しようとしたのですが、どうしても受け取ってもらえませんでした。
※また、チンパン自身にもお土産を「買ってきてくれた」その気持ちだけでも嬉しかった事などは伝えました。
※さらに、減った分のお金は足すことも検討しましたが、そういったことをしてほしいのではなく、本人としては、「あの時に減ってしまったこと」が悲しくて、その感情をうまく処理しきれていないようでした。THEこだわりの部分なので理解に苦しむとは思いますが、、、
ほんっとにすみません!!
しか出てこない。
正直どうしたらよかったかわからん。
結果的にコーチに負担をかけてしまうことになったのは親として反省するところです。
身内になら自分の思いを嫌というほど全身でぶつけられるのに、他人となると自分を押し殺してしまうところにやはり問題があるなーと改めて思った。
今後は、自分の意見を素直に伝えることから始めよう。
伝え方は二の次になるが、徐々に出来るようになればよい!
自分が言えなかったことで、不本意な行動をするのはよくない。
一個ずつ頑張ろう!
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