波乱の始まり
夏休み明けの学校は波乱の始まり。
内服もできたりできなかったりの日々。
また地獄のルーティンが始まる。
9月×日。
今日は午前中授業。その後引き取り訓練でお迎えが必要な日。
チンパンの心境
今日は早く終わるからそのあと友達とは遊びたい。でも起きたくないし、学校は行きたくないでござる。
起きた瞬間の第一声
学校なんていかねーよ、バカヤロー
これがチンパンの『おはよう』です。
なんとか気持ちを持ち直して薬を飲んでもらおうとするが今日は無理。
さぁ、今日も暴れますよー\(´O`)/
チンパンこの時太鼓の達人にはまり、
Myバチをもっている。
このバチが凶器となった。
バチでトントコトントコ床や壁を叩きまくり、(朝から下の住人いつもごめん。)
とどめに扉キィーック!
死んでほしい!
出てけー!!!
こんな調子だとちょっと連れてくのキツいな。。
学校に電話しよ。
迎えには行けないので連れてきてください。
だーかーらー!それが無理だから
ヘルプしてんのに!
もー!
イライラを増す行為をしてしまった。
今日は祖母が仕事休みなのでバトンタッチ
朝9時55分
やっとの思いで、祖母がなんとかチャリで送り届けるが、
教室に入らない!
困った!
ここまで送り届けてるのに
担任の先生もお手上げ状態なので、こちらに駆け寄ってどうこうはしてくれませんでした。(ほんとに辛かったな。こんな思いまでして連れてきてるのに、『あ、きたの?』みたいな感じだったから。)
10時10分
友達が出迎えてくれて、やっと教室はいれた!
さぁ、11時30分に引き取り訓練でお迎えです!(え?!)
祖母ぐったり。ヘロヘロ
なんか、こうまでして行く意味ってあったかな。。。
この時はとりあえず「学校には行かなきゃいけない」とその概念にとらわれすぎていてチンパンの気持ちをちゃんと聞いてあげられなかったな。
しくじりポイント
私は今まで「学校に行く」ということに関して疑問を持ったことがなかった。
もちろんめんどくさいから行きたくない
とか思ったりしたことはあるけど。
だから
なんで学校に行かなきゃ行けないんだ!
のシンプルな質問に答えられなかった。
勉強するため?
友達との交流?
みんなが行ってるから?
義務教育だから?
社会に適応するため?
別に今は勉強なんて学校じゃなくてもできるし、友達とだって学校終わった後なら遊べるし、的確に学校に行く必要性を説明することができなかった。
親も分かってないのにチンパンがわかるはずもなく、そんなやつに「学校行け!」なんて言われても説得力もない。
なぜ、行かないといけないかがわからない場所に行って、
なぜ、みんなと同じことをしなくてはいけないのか。
ぼく(チンパン)は頑張ってもできないのに、なぜそんな辛い思いをわざわざしに行かなきゃいけないのか。
そんな悲痛な想いを抱えたチンパンの精一杯の抵抗が朝の地獄のルーティンなんだと思う。
学校へ行かない、行きたくないというチンパンの気持ちも少しずつわかるようになってきた。
でもやっぱりチンパンには、家でのママや祖母だけとのやり取りだけではなく、それ以外の場所での関わりもしてほしい。その社会性を身につけるには、学校って必要だなと思っている。
そんなことを迷い考えながらも戦いは続く。。